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原点回帰の庭
原点回帰の庭とは?
原点回帰とは、「基本に戻る」「始まりに戻る」などの意味合いがあり、近年様々な業界でまことしやかに囁かれています。
庭造りにおいて、基本に戻るとは、「できるだけ自然の環境にする。」ということです
剪定で例を上げると、刈り込んだり、ぶつ切りしたりすれば、少なからず弱ります。
自然界からすればイレギュラーな出来事と言えます。
自然界の樹木は葉が当たらないよう綺麗に伸びていきます。
いらないところはやがて枯れていき、空間が生まれ、新しい枝が伸びます。
この自然の現象を庭に当てはめると、刈り込みではなく、透かし剪定になります。
不要な枝を外し、樹木の成長の手助けをすることにより、刈り込みによく見られる、激しく伸びる枝は出なくなり
木は落ち着いてきます。
風通しが良くなり、光が差し込み木は健康になり病害虫のリスクは少なくなります。
他にも、土の環境を整える、自然のネットワークを構築するなど様々なことがあります。
土の環境を整えれば、健康な庭木になり、これも病害虫のリスクは減ります。
土の環境を整えるには、空気、微生物、水分これらが必要であり、
ほんの少し手を加えるだけで、環境は変わってきます。
環境が変わると、連鎖し全体に広がりネットワークが構築され、助け合いの世界になります。
樹木も人間と一緒で、添加物や農薬を与えれば次第に弱っていきます。
そして人間は助け合いながら生きていますが、樹木も助け合いながら生きています。
皆様の思い入れのある大切な木を、少しでも元気に育てるために
原点回帰の庭を提案します。
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